須藤理彩 闘病サポート中も子育てに奔走…夫・川島道行さん逝去から8年で掴んだ長女の大学合格
《長女。お陰様で、念願の薬学部、合格いたしました》 12月2日、インスタグラムでこう報告したのは、俳優の須藤理彩(48)。’16年10月9日に夫でロックバンド「BOOM BOOM SATELLITES」(以下、ブンサテ)の川島道行さん(享年47)が脳腫瘍で亡くなってから、8年の月日が流れた。 【写真あり】16年に亡くなった川島さんと娘の2ショット 須藤は投稿で、《子供ながらに、パパの病気の大変さや深刻さと向き合っていく中で、いつからか「病気を治す人になるー!」と言っていました》と長女の川島さんへの思いを綴ると、《当時父の病気に対して、治療の選択肢が少なかった。だからどの様に病気が発症するのかを研究し学び、効果的な治療薬を患者さんに提供出来る薬剤師になりたい。そして、それを見守る家族にも寄り添える薬剤師になりたい》と入学願書の中身を紹介。 続けて、《夢を叶えるまで、皆様のお役に立つまで、まだまだ学びの途中ではありますが、 まずはひとつ階段を登ったこと、本当に良く頑張ったと親バカながら褒めてあげたいです》と祝福し、《いつも見守って下さる方々へ、、、感謝を込めてのご報告でした》と締めた。 須藤が実質的なデビュー作であるNHK朝ドラ『天うらら』のヒロインに抜てきされた’97年、川島さんはブンサテのメンバーとしてベルギーのレーベルからメジャーデビュー。ほぼ同時期にキャリアをスタートさせた2人が結ばれたのは、’06年だった。 「川島さんはデビュー直後すでに初期の脳腫瘍を発症していたため、須藤さんは結婚前に共演者に相談したこともあったそうです。再発の不安が常につきまとうため、結婚を決断するのは簡単なことではなかったでしょう。それでも、須藤さんと川島さんは人生を共にすることを選びました」(週刊誌記者) 結婚の翌年に長女、’11年には次女が誕生したが、’12年末に川島さんに3度目の脳腫瘍の再発が判明してしまう。長時間にわたる開頭手術など治療を尽くしたのもの、’15年7月には5度目の再発が確認され、ほどなくしてバンドも活動を休止。そして’16年6月発売のアルバムを最後にバンドは活動を終了し、10月に川島さんは息を引き取った。 「須藤さんは最後まで奇跡を信じて川島さんを献身的に支え続けました。いっぽう、仕事でどれだけ帰りが遅くなっても、須藤さんは家に帰って娘たちとの時間を大切に過ごしていたそうです。そんな須藤さんを娘たちが『ママ、大変だね』と労うこともあったといい、親子の結びつきが川島さんの喪失を乗り越える糧になっていたと思います」(同前) 子育てのかたわら、最愛の夫の闘病を支え続け、川島さんが亡くなったあとは女手一つで育て、その末に掴んだ長女の大学合格。須藤の報告に、ファンからはこんな声が寄せられ。 《合格 おめでとう 立派に育てて 偉いね まだまだ見守ってあげないといけないけど 心配ないね》 《大変な経験をして尚このような素晴らしい成長をされてるのもひとえに一生懸命育てたお母さんの凄さだと思います とても親孝行な娘さんですね》 《お父さんのご病気のこと、小さな心でしっかりと受け止め、父亡き後の母の背中を見て努力されたのでしょう》