二宮和也&目黒蓮主演作品に流行語大賞の『ふてほど』…2025年ネットでバズったドラマとは?
「ウェブ検索数」最高値トップ5作品は?
全ての期の中でTVerお気に入り登録数のトップ3は『海のはじまり』、『不適切にもほどがある!』、『ブラックペアン』だった。ただ、登録数は作品や出演者のファンの数とも考えられる一方、“登録するほどではないが作品が気になる”という、よりライトな視聴者の動向が伺えるのが、特定のワードの人気度・検索数の推移をグラフと数値で見られるGoogleトレンドの「ウェブ検索数」だ。 2024年登録数100万台以上の全ドラマの中で、過去12か月間の「ウェブ検索数」最高値を叩き出したのは『ブラックペアン』初回だ。この最高値を100として、『海のはじまり』が80、『不適切にもほどがある!』が73、『新空港占拠』が52、『西園寺さんは家事をしない』が51で続き、「ウェブ検索数」最高値トップ5作品となる。また、『ブラックペアン』は「ウェブ検索数」の全話平均でも1位となった。 ちなみに、流行語大賞となった『ふてほど』というワードは、他のドラマの正式名称と比べても、また『ふてほど』自体の正式名称『不適切にもほどがある!』と比べても、あまり検索されていなかった。この『ふてほど』という言葉がどこまで巷で流行していたかは不明だが、作品自体の「ウェブ検索数」の全話平均は2位で、作品が話題になったことは間違いない。 以上を鑑み、民放GP帯作品のTVerお気に入り登録数100万台以上を記録したドラマの中で、登録数年間トップ3にあり、「ウェブ検索数」最高値、全話平均で共に1位だった『ブラックペアン』を、2024年“年間ネットバズりドラマ”に認定したい。
こじらぶ