「創造性をもたらす責任はカマダの両肩に」英紙が“今週の注目”にパレス鎌田大地を選出!「最高額の日本人は時間を要したが…」
「フランクフルトでグラスナーの指揮下にあったにもかかわらず」
カップ戦で決勝点を挙げ、リーグ戦でフル出場した。次戦は鎌田大地にさらなる期待が懸かる。 【動画】10月の月間ゴール賞に輝いた鎌田のゴラッソ 1シーズンでラツィオを退団し、フランクフルト時代の恩師オリバー・グラスナーの誘いを受け、クリスタル・パレスに移籍した鎌田。だが、開幕からチームがプレミアリーグで8試合白星なしだったこともあり、批判の声も度々寄せられていた。 それでも、10月30日に行なわれたリーグカップ4回戦のアストン・ビラ戦で、2-1の勝利に導く決勝点をマーク。移籍後初ゴールを記録した2回戦のノリッジ戦に続く2点目を決め、称賛された。続くリーグ戦のウォルバーハンプトン戦もスタメンに名を連ねている。 そのウォルバーハンプトン戦で2-2と引き分け、ここ2試合で1勝1分としたクリスタル・パレスは、11月9日のプレミアリーグ第11節でフルアムとホームで対戦する。英紙『The Guardian』は7日、今週末のリーグで注目すべき10ポイントを挙げ、日本代表MFにもフォーカスした。 同紙は「選べるFWが3人だけと、グラスナーは火力を欠いて大事なホームゲームに向かう。エベレチ・エゼがまだハムストリングの問題で離脱しているため、創造性をもたらす責任は、アストン・ビラ戦で決勝点を挙げたカマダの両肩にかかるかもしれない」と報じている。 「報酬がクラブ最高額の日本人は、フランクフルトでグラスナーの指揮下にあったにもかかわらず、ロンドンに馴染むのに時間を要した。だが、ここ2試合で調子を取り戻したようだ」 ドイツ時代の成績や指揮官との過去から、期待が小さくなかっただけに、鎌田には重圧もかかっている。クリスタル・パレスが浮上を目ざすなか、日本代表合流前にどのようなパフォーマンスを見せられるか注目だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部