小学校校庭に猫の頭部 静岡県内今月2例目、藤枝署が捜査
13日午後4時ごろ、藤枝市立葉梨小の敷地内で切断された猫の死骸が見つかった。藤枝署によると、死骸は頭部で、人為的に切断された可能性が高いという。同署は動物愛護法違反の疑いもあるとみて、捜査を進めている。 同署によると、発見場所はグラウンド内で、遊ぼうとした同校の児童が発見した。14日朝、校長から通報を受けた同署が周辺を捜索したが、頭部以外は見つかっていないという。周辺に血痕はなく、腐敗は進んでいなかった。 同署は児童の登下校の時間帯を中心に警戒を強化する。市教委によると、同校は集団登校や学年ごとの集団下校に加え、地域の協力を受けて見守りを実施するなどして児童の安全を確保する方針。 静岡県内では同様の事例が今月に袋井市、昨年8月に掛川市のそれぞれ小学校敷地内などで確認されている。
静岡新聞社