FC岐阜が来季ユニホーム発表 県花のレンゲソウ柄、名馬オグリキャップとコラボ
J3のFC岐阜は14日、岐阜市のアクティブGでファン向けイベントを開き、来季の新ユニホームをお披露目した。主にホーム戦で着用するファースト(1st)ユニホームは、深緑色の生地に「ダマスク模様」で県花のレンゲソウをあしらい、アウェー戦で着用するセカンド(2nd)ユニホームは、来年に生誕40周年を迎える岐阜の名馬「オグリキャップ」をイメージしたデザインとなった。 ユニホームを手がける岐阜市のアパレル会社「三敬」の堂本和寛社長は、深緑色の1stユニホームについて、「力強さを感じさせる」と説明。Jリーグやオグリキャップの関係者らと協議や調整を重ねて作成した2ndユニホームは、「オグリキャップは笠松競馬から羽ばたき、中央競馬で活躍した。FC岐阜も地方の魂を持ってJ2、J1に行ってほしい」といった願いを込めたという。 お披露目イベントには、DF甲斐とFW粟飯原が新ユニホームを着用して登場。1stユニホームを着用した甲斐は「斬新でかっこいい。何かに挑戦していくような印象で、J2昇格にチャレンジするチームにも重なる」、2ndユニホームに袖を通した粟飯原は「大胆なデザイン。いろんな人の協力があってこのデザインをつくれたので、そんな人たちの思いも背負って戦いたい」と感想を語った。 また、甲斐と粟飯原は既に契約を更新して、来季も岐阜でプレーすることが決まったとイベント中に“サプライズ”で発表し、会場を沸かせた。甲斐は「岐阜でキャリアを終えるつもりで(今季)帰ってきた」と話し、粟飯原は「来季は際(きわ)の部分で勝っていけるチームになれるように、自分も(能力や経験を)還元したい」と力を込めた。
岐阜新聞社