【ガールズケイリン】児玉碧衣「自分らしい走りを」 佐藤水菜「しっかり強い走りを」~ガールズグランプリ前夜祭
競輪界の今年の女王を一発勝負で決する「ガールズグランプリ2024」(GGP、29日・静岡競輪場、優勝賞金1430万円・副賞含む)の前夜祭が17日、東京・港区の「グランドニッコー東京 台場」で参加選手、関係者、ファン800人を集めて行われた。GGP出場7選手が記者会見し、今年最後の大一番へ意気込みを語った。 選考順位1位の児玉碧衣が復権を目指す。今年は4月に地元・久留米で行われた「オールガールズクラシック」で2度目のG1制覇。早々に年末の大一番への切符を手にした。しかし、その後、出場した4つのビッグレースで12戦1勝と低迷が続いたことに「今年は体調を崩すことが多く、久留米でG1を勝った以外は、すごく悪くて。10年間やってきて一番しっくりいかない一年でした」と振り返る。それでも、静岡は18年にGGP初制覇を果たしたバンク。「思わしくない成績で信頼を失ってはいますが、グランプリでは自分らしい走りをしたい」と静かなる闘志を燃やす。 佐藤水菜は、パリ五輪出場などナショナルチームとの二足のわらじで多忙を極めた一年だった。今年最後のG1小倉「競輪祭女子王座戦」を制して堂々出場を決めた。「静岡は新人訓練の時に走って、あとは(20年1月に)1回走ったくらいだと思うので、出走回数は少ないですが、3番車は赤色なので熱いレースを届けられるように。しっかり強い走りをしたいと思います」。何事にも動じない強い気持ちで2連覇を目指す。
報知新聞社