宇佐神宮御鎮座1300年ロゴマーク、青山さんの作品に決定 観光PRなどに使用へ
大分県宇佐市南宇佐の宇佐神宮が来年迎える御鎮座1300年で、観光PRなどに使用するロゴマークが決まった。同市川部のデザイン会社「メイグラフィックス」代表の青山正樹さん(47)が制作した。上宮のシルエット、奥宮のある御許(おもと)山、朝日をイメージした円を重ねたデザインで、神宮の朱色と金色で配色されている。 ロゴは県北部振興局が公募。県内外から計384点の応募があり、県デザイン協会を中心に関係者らがデザインの出来に加え、神宮の品格や伝統、親しみやすさといったコンセプトも重視して審査した。最優秀の青山さんの作品の他、4作品が佳作に選ばれた。 今月中旬に同神宮参集殿で発表会が開かれ、関係者ら約20人が出席。作品が披露された青山さんは「なじみやすく深い歴史が感じられるように意識した。選ばれ、非常に光栄に感じている」と喜んだ。 小野崇之宮司は「このロゴが神宮や宇佐市発展の起爆剤となるよう祈っている」と述べた。 ロゴマークは関連行事や観光PRのポスター、チラシ、動画で使用する。民間事業者の商品やサービスでも、同振興局に申請すれば無料で使用できるようにする予定。