ドリカム中村が明かした吉田美和の“衣装への執念” 「初期のころは音楽より着替えの練習に一生懸命」
12月4日、人気バンドDREAMS COME TRUE(以下ドリカム)の中村正人が、同バンドの衣装を数多く手掛けるファッションデザイナーの丸山敬太氏と対談イベントを開催。中村は、バンドでともに活動する吉田美和の衣装へのこだわりを赤裸々に明かしたという。このイベントに参加したという関西の芸能記者が語る。 【写真あり】「今年も紅白に出てほしい歌手」ランキング【紅組編1~22位】 「大阪・阪急うめだ本店で『KEITAMARUYAMA 30周年×DREAMS COME TRUE 35周年』の記念イベント『大衣装展覧会―大阪LOVER―』が開催されるのに際し、オープニングトークイベントをおこなったんです。この衣装展では、丸山氏がデザインしたドリカムの衣装80点以上と、かつてない規模の展示会。『NHK紅白歌合戦』など、著名なライブシーンで着用されたものも展示されています。 トークイベントでは、長年ドリカムと関わりのある丸山さんが、最初の仕事の思い出などを語っていたのですが、驚いたのは吉田さんの衣装へのこだわりぶりでした。 吉田さんのファッションへの情熱は相当なようで、バンド初期のころは、衣装の準備などがたいへんだったようです。中村さんによれば、ライブの前は、音楽の練習ではなくて吉田さんの着替えの練習を一生懸命やっていたとか(笑)。 ライブハウスに出演するときなどは小さな控室しかない時があって、そのときは吉田さんが自分で作った衣装が部屋に入りきらないことも。そんなとき、中村さんらは仕方なしに控室の外に出たままだったと語っていましたね」 さらにデザイナーの丸山氏への注文も、かなり“尖って”いるようで……。 「丸山さんいわく、衣装をつくるスタートは、やはりファッションの知識が豊富な吉田さんのインスピレーションなどを元にアイデアをだしあって、決めていったといいます。デザイナーの丸山さんは、よくひきちぎった雑誌の記事や写真を吉田さんからわたされて、イメージやコンセプトをつたえられたりしたとか。中村さんも、吉田さんのことを“総合演出家”と認めていて、ディテールまで吉田さんが決めていくと語っていましたね」(前出・関西の芸能記者) 今年で35周年を迎えるドリカムだが、その人気の秘訣の一つは、歌以外にもファンを魅了するファッションへのこだわりにあるのかもしれない。