堺出身のKANA-BOON、『生きてゆく』は「僕らにとってすごく大事な曲」/大阪
KANA-BOON。メンバーは谷口鮪(Vo&G.)、古賀隼斗 (G.)、飯田祐馬(Ba)、小泉貴裕(Dr.)の4人。南大阪の音楽シーンを作りミュージシャンも多く輩出してきた堺の三国ヶ丘FUZZをホームに活動していたロックバンドだ。2013年9月、『盛者必衰の理、お断り』でメジャーデビュー。続く10月にリリースされた1stフル・アルバム『DOPPEL』がいきなりオリコン初登場3位。ロックシーンに彗星のごとく現れた。 「FM802 MINAMI WHEEL 2014」の第1次出演者発表/大阪 30日には2万人超規模の初の野外ワンマンライブ「KANA-BOON野外ワンマン ヨイサヨイサのただいまつり! in 泉大津フェニックス」を行うことが決定。その直前の27日にはメジャー4枚目となるニューシングル『生きてゆく』 をリリース。メジャーデビューからまもなく1年。現在は拠点を東京に移しているが、今夏、日本最大級の野外フリーコンサート「FM802 MEET THE WORLD BEAT」(※残念ながら、台風の影響で中止)、野外ワンマンで地元大阪に“凱旋”。「おかえり!」なKANA-BOONに、地元でのライブへの意気込み、ニューシングルに込めた思いなどを聞いた(【GyaO!】G-NEXT KANA-BOON 特集)
MTWB生中継を見て「出たいな」と思ってた
──「MEET THE WORLD BEAT」出演ですね。決まっていかがでした? 谷口 昨年は、上京して、家でスペシャ(スペースシャワーTV)の生中継を「いいな出たいな」と思いながら見ていて。でも自分は家で何してんねやろって思って、悔しかったから、出れるってわかって嬉しいです。 小泉 今回出るって決まったときに、他のアーティストのことを好きな友達から「(MTWB)観に行くからついでに観に行くわ」みたいな感じに言われて。“ついで”ってメール見たときに、僕らのことを知らないお客さんにも僕らKANA-BOONを知ってもらおう、そんなお客さんもとりこにしてやろうって、逆に燃えました。 飯田 「MEET~」に対して特別な思いは沸いてないけど、フェスにいっぱい出るのはすごいチャンスだと思う。こいちゃん(小泉)も言ってたんですけど、まだ僕らを知らない人は山ほどいると思うし、名前は聞いたことあるくらいの人も多いと思うから。フェスは音楽好きな人が集まっていていつでも音楽が流れているし、たまたま歩いていて聞こえたって感じででも、僕らのことを知ってもらえたら。いい音楽流したいと思います。 古賀 802ってのが大きくて。(番組には)鮪(谷口)しかレギュラーで出ていないけど、(KANA-BOONとしては)「MINAMI WHEEL」というイベント(大阪ミナミで開催されるFM802主催の日本最大級のライブサーキット)に昨年までずっと出させてもらっていて。今年また、別のイベントに呼んでもらえてすごく嬉しいです。みんなが言うように知らない人にも聴いてもらえるように、ちゃんと“MEET”していけるようにがんばりたいと思ってます。 飯田 あ、俺も、やっぱ“MEET”つけたさなければ(笑)