物価高やフードロス対策に…安くお得な“切れ端グルメ”
簡単に巻き寿司が作れる、しめ鯖と高菜を組み合わせたものや、ホタテの切れ端をあぶって塩をふりかけ、甘みを引き出したあぶりホタテの棒寿司など。 タカダ 戸出浩三代表取締役 「安価で売れるということが非常に着目されてるのは、この1年ぐらいで感じますね」 同じ魚でも、約5割安く流通するという切れ端。この会社では、1年ほど前から回転寿司店など取引先も増加していて、特に、居酒屋からの注文が好調だといいます。 ◇ 街の人にも、“切れ端”の活用術を聞いてみました。 主婦(50代) 「大根の皮とかは、きんぴらみたいにしちゃう。めちゃくちゃ炒めます。それ(皮)で作ったよねと思わせないように」 大根の皮の活用は、きんぴらだけにとどまらず… 主婦(50代) 「(大根の)皮とだしをとったかつおで、ふりかけみたく。品数をどう増やすか」
えのきの“石づき”を最大限、活用するという人も。 会社員(30代) 「下のほう厚めに切って、上は鍋に使って。下の塊になるのをバター醤油(しょうゆ)で焼くと、ホタテのような味わいになる。おいしかったです」 魚の骨を活用するという女性も… 80代 「身をきれいに食べて、骨だけは残しておいて、ガスレンジで焼くとパリパリに。せんべいみたいな感じになる」 “切れ端レシピ”が、家計を守ることにつながるかもしれません。