長崎市で「霰(あられ)」観測 上空に強い寒気 天候急変に注意【長崎地方気象台】
長崎放送
長崎地方気象台によりますと、28日午後2時5分、長崎市で「霰(あられ)」を観測しました。画像は午後2時、長崎市幸町の長崎スタジアムシティ内のホテルからみられた「霰(あられ)」です。雨に混じって、白い粒がパラパラと音をたてながら打ち付けています。 【画像】直径5ミリ未満が霰(あられ)5ミリ以上が雹 (ひょう) 気象台によりますと低気圧と上空約5500メートルに流れ込んでいる氷点下21度以下の強い寒気の影響で、九州北部地方では、29日夜遅くにかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうのおそれがあります。 また、長崎県雲仙市の標高約1300mの「妙見岳」山頂付近では、28日朝「霧氷」が見られました。冷たい風で吹き付けられた水蒸気が、木の枝で凍りついてできる「霧氷」。昨シーズンより10日遅い初観測です。 気象台では暴風への警戒と共に、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意を呼びかけています。
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