【日本代表のサウジアラビア戦スタメン予想】“全敗”の敵地で最大の難敵との大一番へ! 注目の右WBと2シャドーはどうなる?
中盤と前線の顔ぶれは?
ダブルボランチは、キャプテンの遠藤航(リバプール)と守田英正(スポルティング)の鉄板コンビ。前者は所属クラブで序列が低下し、出番が激減しているが、指揮官は「まったく心配していない」と発言していただけに、先発落ちはないだろう。 注目のウイングバックは、左は三笘薫(ブライトン)で決まり。9月シリーズでは、攻撃はもちろん守備での貢献度も高く、重要なキーマンだ。 悩ましいのが右だ。先月は2戦とも、堂安律(フライブルク)が先発し、途中から伊東純也(スタッド・ドゥ・ランス)を投入というパターンだった。後者が途中出場で、計1ゴール・3アシストと圧巻のパフォーマンスを発揮していただけに、スタメンで出る可能性はもちろんある。 ただ、まずサウジ戦では、いい流れを持続させるため、この“継投パターン”を継続するのではないか。もし厳しい展開になった際、流れを変えるなら堂安よりも伊東の方が適しているというのも理由のひとつだ。快足ウイングの先発があるとすれば、15日に控えているホームでのオーストラリア戦と見立てた。 2シャドーは、中国戦で2ゴールを挙げた南野拓実(モナコ)は堅いか。相棒は、9月シリーズでスターターの座を分け合った久保建英(レアル・ソシエダ)か鎌田大地(クリスタル・パレス)だ。その際は、どちらも好パフォーマンスを見せたが、通常なら前者が先発だろう。 ただ、23歳のレフティが6日夜のタフなアトレティコ・マドリー戦にフル出場している一方、鎌田は5日昼のリバプール戦で8分ほどしかプレーしていない。コンディション次第では、後者の抜擢もあるだろう。 1トップは、バーレーン戦で2ゴール・1アシストの上田綺世(フェイエノールト)だ。クラブでも、エースストライカーの怪我で出番が増え、直近の試合でもネットを揺らすなど状態は上がっている。 結果、バーレーン戦からの入れ替えは1人のみ(鎌田→久保)で、中国戦と同じスタメンと予測した。9月シリーズでは、第2節のバーレーン戦でもう少し先発を入れ替えると見ていたが、蓋を開けてみれば、中国戦から変更したのは1か所(2シャドーの右を久保から鎌田へ)だけだった。 これは森保監督が中国戦のいい流れを継続させたかったからで、今回も手を加える可能性は低いと見た。 取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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