楽天、試合前に交流戦優勝セレモニー スタンドから『東北イーグルス』のコールと大きな拍手
◇29日 楽天―西武(楽天モバイルパーク宮城) 楽天の交流戦優勝セレモニーが試合前のグラウンドで開催され、今江敏晃監督が優勝トロフィーを受け取った。ここまで遠征が続き、28日も山形での主催試合だったため、交流戦明け初の本拠地戦に合わせて実施された。 両チームの選手がベンチ前に整列するなか、球場の大型ビジョンで交流戦での13勝を振り返る映像が流された。その後に今江監督と田中和基選手会長がマウンド前に向かい、日本野球機構の保科求己パ・リーグ統括から優勝トロフィー、交流戦スポンサーの日本生命から賞金3000万円のパネルをそれぞれ手渡された。
さらに、地元の支援組織「楽天イーグルス・マイチーム協議会」の一力雅彦副会長(河北新報社社長)と鎌田宏顧問(仙台商工会議所名誉会頭)からも祝福の花束を贈られ、最後にチーム全員で記念撮影。スタンドのファンから「東北イーグルス」のコールと大きな拍手が送られた。 試合前の練習では選手や首脳陣が交流戦優勝記念Tシャツを着用。指揮官は「初めてなことですし、交流戦とはいえども優勝という形ができたのでよかった」と球団初の快挙の味を改めてかみしめた。ただし、交流戦終了後の成績は1勝4敗1分けと振るわず、巻き返しへ気持ちを新たにした。
中日スポーツ