ベラ・ハディッド、シースルードレスを究極形に!?カンヌの視線を総なめにした「透けるドレス」とは
ファッション界のアイコン、ベラ・ハディッドは、映画『The Apprentice(原題)』の上映直前にカンヌ国際映画祭のレッドカーペットにトップレスで登場した。 【写真】バストも下半身も透けるドレスで登場したベラ・ハディッド! ケイト・ブランシェットのスリット入りドレス、アドリアナ・カランブーのダブルポニーテールなど、5月20日、カンヌ国際映画祭のレッドカーペットは大いに賑わった。様々なファッションスタイルが次々と登場し、歌手のビラル・ハッサニがイギリス人デザイナー、エデン・タンによるローラー状のトレインに身を包んで登場したことでもわかるように、ますますオリジナリティ溢れるものが増えている。そして、ベラ・ハディッドが突如現れた。27歳のモデルは、アリ・アッバシ監督の映画『The Apprentice(原題)』の上映に招待され、サンローランの肌色のドレスを着用し、ウェットルックで完全に透明な胸元を披露し、大きな話題を呼んだ。 体にぴったりとフィットするカット、伸縮性のある繊維、ウエスト周りの繊細で丁寧なドレープ......。突如、まるでベラ・ハディッドの体型を彫刻したかのようなドレスが登場した。2月27日にパリで開催された、アンソニー・ヴァカレロによるサンローランの2024-2025年秋冬コレクションで初披露されたドレスだ。イヴ・サンローランが特に好んだ素材シースルーにオマージュを捧げたコレクションであった。「だいぶ昔からシースルーについては知っていた。シースルーで重要なのはミステリアスであり続けること」とイヴ・サンローランはかつて語っていた。
カンヌのセンセーション、ベラ・ハディッド
この軽やかで流れるようなドレスは大胆であるにも関わらず、不思議なことに驚きを与えない。ベラ・ハディッドは、最高のファッションショーのランウェイや華やかなイベントにセンセーショナルな姿で登場することでよく知られているからかもしれない。カンヌとアメリカのファッションアイコンの間には、ファッション......そしてヌードの歴史がある。2016年5月、クロワゼット通りでジジ・ハディッドの妹ベラ・ハディッドが下着なしで大胆なスリットの入った赤いドレスを着用して登場したことが記憶に新しい。彼女が誰よりもマスターし、培ってきたと思われるリスクのテイストだ。
text: Augustin Bougro (madame.lefigaro.fr)