ドラマ「アンメット」が話題!杉咲花さん「嫌われても仕方ないと思えるようになってきた」|CLASSY.
時代の価値観に敏感に、そこから学べる人でありたい
この先のキャリアはあえて描いていませんが、人として変わり続けていたいという思いが一番強くあります。これまでも今も、巡り合った人や作品を通して、良くも悪くも自分の価値観や現在地を実感してきました。どんなものを通しても自分や他者、世の中を見つめ直す時間になる。だから5年後、俳優としてどんな道を歩んでいようとも、自分自身が変化できていたらいいなと思います。価値観や性格、育ってきた環境が異なる人たちが大勢関わる制作現場において、何かを擦り合わせていく過程は決して簡単ではなくて。上手くいかないとき、何かのせいにしたくなる瞬間があったりもして。周りに変化を求めてしまうこともありますが、そういうときこそ、自分自身が一番の変化になれるように心掛けています。時代の価値観に敏感でありたいし、そこから学んで理解できる人でありたい。そして、年齢を重ねて「それは違うよ」と言ってくれる人や機会が少なくなっていることも感じるので、他者の意見を柔軟に受け入れる人でいることも大切にしたいです。
昨年デビューしたひとり旅。知らない土地を巡る楽しさを実感
昨年、地方ロケが続く中で、馴染みのない土地で知らないものに触れることの豊かさを感じて、思い切ってひとり旅を計画。会いたい人がいたので、盛岡へ行きました。これまで旅行自体、あまり行ったことがなかったのですが、初めての場所を気ままに巡る楽しさを実感。ひとり旅を経験したことで、旅行の頻度も上がりそうです。 \杉咲 花さん/ 1997年生まれ。東京都出身。2016年に映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で、第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞・新人俳優賞を受賞。2018年TBSドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』で連続ドラマ初主演、映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』で映画初主演を果たす。2020年NHK連続テレビ小説『おちょやん』ではヒロインを演じた。映画『市子』で第78回毎日映画コンクール女優主演賞を受賞。現在、映画『52ヘルツのクジラたち』が公開中。待機作に『朽ちないサクラ』(6月21日公開)、『片思い世界』(2025年公開)がある。4月からはカンテレ・フジテレビ系ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(毎週月曜22:00~)で主演を務める。記憶障害の後遺症を抱える脳外科医・川内ミヤビで医師役に初挑戦。 【衣装】ニット¥55,000 ブラウス¥66,000(トゥモローランド ビー/トゥモローランド 渋谷本店)スカート¥61,600(イロット/ザ・ウォール ショールーム)シューズ¥51,700(ビューティフル・シューズ/オーセンティック・シュー&コー)タイツはスタイリスト私物 撮影/水野美隆 ヘアメーク/宮本 愛 スタイリング/吉田達哉 取材/坂本結香 再構成/Bravoworks,Inc.