「古い眉は捨てる」“奇跡の67歳”直伝「大人のアイメイク術」 老化が目立つ年齢だからこそ目指す「顔」とは?
67歳になる美容ジャーナリスト・天野佳代子さんは、66歳でYouTuberデビュー。チャンネル『天野佳代子の大人美容 【歳をとるのは怖くない】』は今や8万人を超える登録者を誇ります。 「老化が目立つ年齢になったら、シャープな美人顔ではなく、ふっくら丸い『可愛い』顔を目指すのが正解」という天野さん。では年齢を重ねても「可愛い」と思われるメイクとは? 天野さんの新著『10年前より可愛くなる 大人美容の正解』から一部を抜粋し、本記事では「アイメイクのヒント」をご紹介します。 【写真】「奇跡の67歳」「可愛すぎる」などと驚かれる美容ジャーナリスト・天野佳代子さんの現在の姿
【前記事】「可愛い」67歳が意識する“イタいおばさん”化防止 ■目元が若返るアイシャドウのポイント 年齢を重ねるとアイシャドウを使わなくなる人が増えます。何色を使っていいのかわからない、肌のくすみで濁った色になるというのがその理由。逆に、たるんで小さくなった目を大きく見せようと、ぐるりと濃い色で囲む人も。 大人の可愛さを演出するには、どちらも不正解です。 大人のアイシャドウは、ほんのりと血色を与えるコーラルを選ぶのが正解です。透明感のある繊細なパールの入ったものなら、くすみもカバーし、健康的で生き生きした目元を作ってくれます。ラベンダーやパープル、ブルーは、大人肌ではくすんで見えがちなので、避けたほうが賢明。
【写真】天野佳代子さん伝授・アイメイクのコツなど(13枚) 昔はアイシャドウといえば多色グラデーションで、キーカラーを太く見せるのがおしゃれでしたが、大人におすすめは淡い2色使い。コーラルを上まぶたに広く、下まぶたの際にもほんのり入れ、締め色のブラウンは上まぶたの際だけに入れます。 あくまでもコーラルを広く、締め色は細くし、ほんのり明るい目元を作ることが「可愛い人」になるコツです。 ■「黒のアイライナー」は卒業する
アイライナーは、目をはっきり大きく見せるアイテム。しかし、若い頃のようにくっきりとラインを描いてしまうと、たるんで小さくなった目をさらに強調する結果に。 大人のアイラインの目的は3つ。 1. 少なくなったまつ毛を補い、たっぷりあるように見せる 2. 上まぶたの粘膜に入れ、黒目を大きく丸く見せる 3. 目の際にぼやけた影を入れ、目の形を丸く見せる そのために必要なのが3種類のアイライナー。 ①まつ毛を増毛して見せるためのライナー(まつ毛の隙間を埋めやすいリキッドタイプを)