ドラマ『ゴールデンカムイ』第7話、山﨑賢人が舘ひろし率いる土方一派と遭遇する
WOWOWにて独占放送・配信中の『連続ドラマW ゴールデンカムイ ー北海道刺青囚人争奪編ー』第7話のあらすじと場面写真が公開された。 【写真】ドラマ『ゴールデンカムイ』第7話(複数あり) シリーズ累計発行部数2900万部(2024年7月時点)を突破する、野田サトルによるベストセラー漫画を実写化したアクション映画『ゴールデンカムイ』。明治末期、日露戦争終結直後の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、厳しい大自然の中で、一癖も二癖もあるキャラクターたちによって繰り広げられるサバイバルバトルが描かれた。『キングダム』シリーズを手掛けるCREDEUS、脚本に黒岩勉、音楽にやまだ豊、そして『HiGH&LOW』シリーズの久保茂昭監督が加わり、北海道、山形、長野、新潟など大自然が残る日本各地で大規模ロケ撮影を敢行した。 ドラマ版では主人公の杉元佐一役で山﨑賢人が引き続き主演を務めるほか、山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、栁俊太郎、大谷亮平、勝矢、木場勝己、大方斐紗子、井浦新、玉木宏、舘ひろしらメインキャラクター全員が続投。さらに、ドラマシリーズ版から北村一輝、池内博之、高橋メアリージュン、桜井ユキ、塩野瑛久、中川大志、北村一輝、藤本隆宏、萩原聖人、渋川清彦、木村知貴、古川雄輝、徳井優、山路和弘らが新たに出演する。 土方一派と鉢合わせる杉元(山﨑賢人)たち。土方(舘ひろし)と初めて会ったはずの杉元だったが、どこかで見覚えがあると頭をひねる。尾形(眞栄田郷敦)も居合わせ、場は一触即発状態に。そんな中、江渡貝の工房で偽物の刺青人皮を判別するための手掛かりを探していたが、証拠隠滅を図った第七師団の兵士たちに包囲されてしまう。一時休戦した面々は、ひとまず第七師団と応戦し……。一方その頃、コタンに残っていた谷垣(大谷亮平)は、アシㇼパ(山田杏奈)を探しにきたインカㇻマッ(高橋メアリージュン)と出会う。 第7話では、杉元が土方一派と遭遇。どこかで見覚えがあると感じる杉元だが、一方で土方と密通していた白石は、スパイ行為がバレるのではないかと肝を冷やすことに……。この遭遇が、金塊争奪戦に新たな展開をもたらしていく。そして、“鬼の副長”土方らの新撰組と、一度は袂を分けた永倉(木場勝己)。一体、彼らの間にその昔、何があったのか。2人の回想は、キャラクターへの理解を深めるうえで重要で且つ武士としての矜持も感じさせる名場面となっている。また、第7話は再び谷垣にもスポットが当たり、後々、谷垣と深く関わっていくこととなる天涯孤独のアイヌの少年・チカパシ(青木凰)との出会いも描かれる。秋田県阿仁のマタギの家に生まれた谷垣は、なぜ第七師団に加わったのか……。203高地での出来事を含む彼の過去が明らかになる。 作品中にさまざまなオマージュがちりばめられている『ゴールデンカムイ』。第7話では、江渡貝邸での食事シーンとして、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画「最後の晩餐」のオマージュが描かれる。原作とまったく同じ構図で再現されたワンカットが再現されているという。ほかにも江渡貝邸では、土方との一騎打ちでさらなる死闘を繰り広げることになる二階堂(栁俊太郎)や、第七師団に追い詰められる尾形に対する杉元のリアクションなど、アクションシーンの中に見せ場がたっぷりと盛り込まれている。 そして第7話では、ストレイテナーの楽曲「Skeletonize!」がエンディングテーマに。映画『ゴールデンカムイ』の劇場公開後、すぐに映画館で鑑賞し、その世界観を生々しく映像化した美術と俳優陣の役に対する魂の込もった演技に興奮したというホリエいわく、過去に類を見ないドラマチックでダンサブルなロックチューン。「楽曲の力で作品に魂を込めたい」と語るように、ストレイテナーの想いが詰まった一曲になっている。
リアルサウンド編集部