親子3世代が同じチームでプレー “走らない”サッカーが深める家族の絆
11月16日に愛知県内で「キリンファミリーチャレンジカップ」が開催
日本サッカー協会(JFA)はキリンホールディングス株式会社と共同で、11月16日に愛知県内で「キリンファミリーチャレンジカップ」を開催した。元日本代表の柏木陽介さん、安田理大さん、元なでしこジャパンの澤穂希さん、鮫島彩さんが参加し「年齢、性別、サッカー経験や障がいの有無にかかわらず、大人も子どもも一緒に楽しめる」という、“走らない”ウォーキングフットボールを、多くの家族と楽しんだ。 【動画】日本代表が仕掛けた「史上最高のオフサイドトラップ」の決定的瞬間 このイベントには、0歳から74歳まで計253人が参加。ウォーキングフットボールはその名の通り、走ることは禁止。5人制でゴールキーパーなし、相手のボールを取りに行くことも禁止され、パスカットのみを狙うというルールで行われた。子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまでが同じピッチに立ち、親子3世代のチームも。「プレーを通じて笑顔になれる本当に素敵な企画」(鮫島さん)「ウォーキングフットボールは誰でもできるスポーツ。人生100年時代の今、良いスポーツ」(安田さん)と、家族の絆を深める良いキッカケとなった。 イベントを終えた澤さんが「たくさんのご家族が笑顔になっているのを見て、家族の仲が深まる機会になったのではないかなと思います! 私も帰宅して子どもと一緒にいろいろ話したり、こういう素敵なイベントに参加できたらいいなと思いました」と語れば、昨季で現役を引退したばかりの柏木さんも「僕も子どもがいるので、改めて家族の大事さを感じました」と話し、それぞれが家族の大切さを改めて感じたようだ。 一児の母である澤さんは「日頃から娘、夫といろいろな話をしています。いつもコミュニケーションをとっていないと、何かがあったときに慌ててしまう。サッカー(というスポーツ自体)もある意味家族なので、サッカーを通じて、自分の家族とも引き続きコミュニケーションをとっていきたいと思います」と、自身の家族内で絆を深めるために行っているエピソードを明かしていた。
FOOTBALL ZONE編集部