【UFC】無敗の平良が計量パス、「よっしゃー!」と気合、約7年ぶり日本人メイン!勝てばタイトル戦が濃厚
6月15日(現地時間/日本時間16日)、米国ラスベガスのUFC APEXにて開催される『UFC Fight Night: Perez vs. Taira』の前日計量が14日に行われ、メインイベント[フライ級 5分5R]に挑む日本の平良達郎(THE BLACKBELT JAPAN/同級13位)と対するアレックス・ペレス(米国/同級5位)は共に仕上がったボディで126ポンド(57.15kg)で一発クリア。フェイスオフでは互いに鋭く睨み合い、平良の内から出る闘志も見られた。 計量後、平良はSNSを更新、スポーツドリンクを飲みリカバリー、そして「よっしゃー」と気合を入れる動画を公開した。 【フォト】平良とペレスのボディの仕上がり比較!マッスルボディで「よっしゃーと気合」 平良は卓越した寝技と打撃力で数々の強敵に勝利、第8代修斗世界フライ級王者となり、22年5月にUFCデビューを飾ると連勝を続け、昨年12月の前戦はカルロス・ヘルナンデスに右ストレートからのパウンド連打で2回TKO勝利。日本出身のUFCファイターでは水垣偉弥に並ぶUFC5連勝を飾り、自身の無敗記録を「15」に伸ばした。そして、明日、平良は6年9カ月ぶりの日本人としてのメインイベントを務める。2017年の岡見勇信以来だ。平良は今回の試合に勝利すれば、日本人UFC連勝記録を更新し、目標とするベルト獲得に向けて大きく前進することにる。 平良はUFCでは初のランカー戦へと臨む。対戦相手のアレックスは同級5位で25勝8敗(UFC7勝4敗)。レスリングベースのオールラウンダーだ。 米国名門ジムのチーム・オーヤマに所属。戦績は25勝8敗(6KO・7一本)。20年には当時の王者デイブソン・フィゲイレードのタイトルに挑戦した経験もある。その後、現王者のアレクサンドル・パントージャ、無敗の強豪ムハンマド・モカエフらに敗れていたが、先月はマテウス・ニコラウにKO勝利して再起を飾った。 この勝者がタイトルに絡む可能性は高いと考えられ、平良としては何としてもチャンスをものにしたいところ。強豪のペレスを下しタイトル挑戦に近づけるか、日本のファンからも大きな注目が集まる。