【独自】所有する平安女学院が国の登録有形文化財「有栖川宮旧邸」の売却に向け調整 価格は数十億円規模の見通し 京都
京都市にある国の登録有形文化財「有栖川宮旧邸」の土地と建物について、所有する学校法人が売却に向けて調整に入ったことがわかりました。 京都市の学校法人・平安女学院が所有する「有栖川宮旧邸有栖館」は明治時代前期の建築です。 京都御苑内にあった旧皇族・有栖川宮の邸宅が1891年に移築されたもので、公家住宅の面影を今に伝えています。 関係者によりますと、学校法人側が今年に入って売却に向けた調整を進めていて、価格は数十億円規模になる見通しだということです。 京都市は「文化財の現状が変更される可能性もある」として、学校法人側などと協議を始めました。 平安女学院の担当者はABCテレビの取材に対し「現時点では発表できる内容はない」とコメントしています。
ABCテレビ