ドローに持ち込む強烈ミドル!柏MF高嶺朋樹「普段出ない選手がこういった試合で活躍するべき」
[6.5 ルヴァン杯プレーオフラウンド第1戦 柏1-1名古屋 三協F柏] 4日後に敵地で戦う第2戦に弾みをつける貴重な同点弾になった。柏レイソルは1点ビハインドの後半27分、右サイドからMF島村拓弥が出したボールを受けたMF高嶺朋樹はエリア手前から迷わず左足を振り抜く。シュートは豪快にゴール左隅に突き刺さった。 「タクがサイドでボールを持ったタイミングで、相手のタイミングがずれた。そこで僕のところに来たので、相手も意表を突かれたと思う。タクがもうワンタッチしたら相手がもう少し出てきたと思う。それで自分に時間ができたし、ツータッチ目で落ち着いて枠に入れることができた。タクのパスがよかったかなと思います」 週末のリーグ戦から中2日で行われた試合。柏は2日の福岡戦からFW鵜木郁哉以外のスタメン10人を変更していた。右ひざの怪我で離脱していた高嶺も、3月16日のリーグ名古屋戦以来となる先発になっていた。 ただ試合後に井原正巳監督が「前半の90分のつもりで入った」と強調したように、“後半90分”の戦いはすぐにやって来る。高嶺も「普段出ていない選手は練習から常に準備している。普段出ない選手がこういった試合で活躍するべきだと思う」と話すと、「最低限の結果を得ることができた。次の名古屋まで3日間あるので、準備していきたいなと思います」と力を込めた。