ヘンリー王子、妻メーガン妃抜きで慈善活動の巡業開始 40歳の誕生日を迎え独り立ちが話題
英国のヘンリー王子（40）が、妻メーガン妃（43）抜きの単身で1週間以上に及ぶ慈善活動の巡業をスタートさせた。米ニューヨーク・ポスト紙によると、王子は22日に米ニューヨークで行われた、世界保健機関（WHO）が主催する幼少期の暴力被害者をたたえるチャリティーディナーに出席。会場でベルギーのマティルド王妃や米俳優フォレスト・ウィテカーと会話する様子が見られたという。 そして23日には、母ダイアナ元妃の功績とチャリティー精神をたたえて設立された唯一の慈善団体「ダイアナ・アワード」のメンタルヘルスに関するパネルディスカッションに参加。王子は、ダイアナ・アワードのCEOであるるテッシー・オジョ氏とダイアナ・ワワードの受賞者2人と共に登壇し、「メンタルヘルスの熱心な代弁者であり、この活動への献身は私たちの使命を強化します」と紹介された。 国連総会ハイレベルウイークと気候変動ウイーク期間中のニューヨークには現在、世界各国の首脳や要人、慈善団体のリーダーたちが集結している。王子もサステナブル旅行を推進する非営利団体トラバリストや南アフリカに本拠地を置く国立公園の修復と長期管理を行う非営利の保護団体アフリカン・パークスなどの活動に参加することが伝えられている。 また、ビル・クリントン元米大統領が立ち上げた超党派組織クリントン・グローバル・イニシアチブ（CGI）の年始総会にも米俳優マット・デイモン（53）らと共に出席が予定されている。 さらに、ニューヨークでの活動を追えた後は、30日に王子が長年パトロンを務める重病の子どもたちとその家族を支援する慈善団体ウェルチャイルドのイベントに出席するため、英国に単身帰国することも伝えられている。 王子は20日にも、自宅近くの米カリフォルニア州サンタバーバラで行われた俳優ケビン・コスナー主催の慈善イベントにも単身で出席していた。これまでは、妃とカップルで行動することが多かった王子が、15日に40歳の誕生日を迎えたのを機に1人でイベントに出席するようになったと、独り立ちが話題を呼んでいる。（ロサンゼルス＝千歳香奈子）
