講談社 ViVi

6月は「プライド月間」と呼ばれ、LGBTQ+の権利を称える活動やイベントが世界中で開催中。それを記念して、ViViモデルが「多様性」について語ったスペシャルな記事を改めて公開します！　愛花、アリアナさくら、せいら、そして先日ViViを卒業したサチのリアルな声を聞いて、あなたはどう思いますか？ （2023年6月に公開した記事を一部編集したものです） 【プライド月間】Z世代のViViモデルと語る「多様性」のリアル

ViViモデルたちの今を意識調査！

ウチらの次のステップは？ ViViモデルと語る「多様性」のリアル。 普段は、ファッションやコスメ、トレンドのお話を聞くことが多いけど、今回はぐっと踏み込んで質問！　「LGBTQの人たちが受けている差別や偏見ってなんだと思う？」「大切な人が差別やハラスメントを受ける場面に遭遇した時、どうする？」など、自分ごとに落とし込んで考えてもらいました。

ぶっちゃけてくれたのは

＼ こちらのViViモデル4人 ／

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藤井サチ

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村上愛花

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アリアナさくら

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せいら

ーーLGBTQ当事者が受けている差別や偏見ってなんだと思う？

決めつけによる言葉 サチ　例えば、「彼女いるの？」って質問ひとつにしても、「あなたの性的指向は女性でしょ」っていう質問者側の決めつけですよね。性的指向や性自認はそれぞれ違うわけだから、彼氏・彼女という言い方ではなく“パートナー”にしてみるとか、人を傷つけないようにする言葉のアップデートは必要だと思います。そういう小さな攻撃が積み重なっていくことで、心ってすり減っていくから。言葉選びってすごく大事だと思います。 同性婚が認められていないこと 愛花　なんで日本では同性婚って認められていないんですかね？　本当に理由が分からない。何かを決める時には順序があるとはもちろん分かっているけど、それにしても法整備が遅いよなって思います。法改正をためらっている合理的な理由を教えて欲しいです。 同性婚ができない今の日本の状態 アリアナさくら　同性婚ができない理由が分からないです。だって、今の日本には性別によって「あなたは好きな人と結婚できません」という法律があるってことですよね？　反対理由が何なのか知りたいです！　好きな人と結婚できることは幸せの形のひとつだと思うんですが、それを認めない幸せってなんなのでしょうか。 「知らなかった」から生まれる差別 せいら　同性愛者であることを私にカミングアウトした友達から、「同性愛者であることを家族にもカミングアウトするか悩んでる」という相談を受けたことがありました。そのカミングアウトや相談自体にびっくりはしなかったし、私に力になれることがあるなら協力したいと思いました。ただ、その時に「私に知識がないことで、悲しい思いをさせたらどうしよう……」という思いにもなりました。誰しも知らないうちに人を傷つけていることってあるじゃないですか。