今年誕生した赤ちゃんの名前で多いのは?五輪イヤーで急増した名前も〈赤ちゃんの名前ランキング2024〉
熊本放送
「たまひよ」が「今年生まれた子どもの名前ランキング」を発表しました。 2024年1月~9月に生まれた新生児約26万人を対象に集計した上位5つです。 【写真を見る】今年誕生した赤ちゃんの名前で多いのは?五輪イヤーで急増した名前も〈赤ちゃんの名前ランキング2024〉 【男の子の名前】 1位 碧(あお) 2位 蓮(れん) 3位 凪(なぎ) 4位 陽翔(はると) 5位 湊(みなと) 【女の子の名前】 1位 凛(りん) 2位 陽葵(ひまり) 3位 翠(すい) 4位 芽依(めい) 5位 紬(つむぎ) そして今年、男女共に急上昇した名前が、「藍(らん)」です。 男の子 今年:39位 去年:181位 女の子 今年:71位 去年:155位 「たまひよ」は、バレーボール男子日本代表の高橋藍(たかはし らん)選手がオリンピックなどで活躍したことも影響しているのではないかと分析しています。 その年に活躍した選手の名前が名付けに影響する傾向はよくみられるということです。 親から子どもへの最初のプレゼントと言われる名前ですが、どのような想いを込めてつけたのか、子育て世代に聞きました。 ■姉弟でおそろいの字 まずは、生後6か月の輝斗(あきと)ちゃんと2歳の姉の光織(みおり)ちゃんです。二人の名前は「光」の字がおそろいです。 お母さん「(光の字を)姉弟でリンクさせて、自分も輝いて周りも照らしてと思いを込めて」 ■家族で受け継ぐ「心」 続いて、3歳の志羽(ゆきは)ちゃんには、代々受け継がれてきた名前の特徴が。 お母さん「『心』の付いた漢字を(代々)ずっと使っていて、まずは漢字を見つけて、苗字との字画で選んで、志を持って色んな所に飛んで行けるように」 ■生まれた季節の言葉から 生後8か月の一颯(いぶき)ちゃんへの思いは。 お母さん「4月生まれで『春のいぶき』という言葉からとりました。(姉と)ずっと仲良く大きくなってほしいなと思います」 ■進む少子化に歯止め 自治体の取り組みは? 今年上半期に全国で生まれた子どもの数は、32万9998人で、統計を取り始めて以来、初めて年間70万人を下回るペースで減少しています。