ハンター・シェイファー

モデルとして、俳優として、活動家として、マルチな才能を発揮するハンター・シェイファー（25）。そんな彼女が、2024年のカンヌ国際映画祭で、誰もが知る童話のプリンセス「シンデレラ」に寄せたような美しいスタイルを披露した。しかし、いわゆる水色のゴージャスなドレスにガラスの靴というお決まりのルックではなく、彼女はもうひとつのシンデレラの姿にフォーカス。童話の手前のページで登場する"灰かぶりのシンデレラ"の存在も忘れなかった。 【写真】まるで"現代版シンデレラ"！美しい2ルックを披露したハンター・シェイファー

2024年1月のゴールデングローブ賞ではピンク色の幻想的なドレスで注目を集めた。

前日のレッドカーペットでは、流れるような美しいブルーのドレスを纏ったハンター。しかし翌日のフォトコールでは、全身ホワイトのアンサンブルに大胆チェンジ。プラダのカスタムメイドで、ボディスーツの上に、エプロンのようにウエストで結んだ膝丈スカートをレイヤー。裾に2段のフリルをあしらったスカートで、現代版の強く美しいシンデレラをイメージさせた。 オールバックでアップにした髪に白いバンダナを巻いて、さらにメイド感をアップ。ジュエリーは一切つけず、白縁のサングラスとターコイズのサテンパンプス（こちらも同じくプラダ）をスタイリングした。メイクもほぼノーメイクに近いほどナチュラルに仕上げており、これからブラシで一掃きしそうな雰囲気すらある。彼女が楽し気にハミングすれば、小鳥がさえずりを始めるかもしれない。 ともかく、ここまで家政婦風のメイドルックをシックにこなせる人はきっとハンターしかいないだろう。彼女はスタイリストのダラと組んで、これまでも沢山の挑戦的なレッドカーペットルックを披露してきたが、今回のルック同様いつも必ず大成功に終わる。カンヌ映画祭は、多くの場合華やかさや、セクシーが求められるイベントだが、ハンターの嫌味のないシンプルなルックは、リビエラ海岸の美しい外観にマッチするだけでなく、何よりも彼女という人となりにピッタリハマっている。