【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースのタイラー・グラスノー投手が9日（日本時間10日）、腰の張りによって故障者リスト（IL）入りし、オールスター戦を辞退することになった。怪我人が続出している状況を受けて、米メディア『フォックス・スポーツ』は先発投手不足が浮き彫りになったと指摘している。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　ドジャースの故障者リストには、サイ・ヤング賞を過去3度受賞したクレイトン・カーショウ投手、リーグ最高額投手である山本由伸投手、オールスターに2度選出された経験があるウォーカー・ビューラー投手。さらにダスティン・メイ投手、トニー・ゴンソリン投手、エメット・シーハン投手も含まれており、特に投手陣の負傷者が多いという状況だ。 　グラスノーに関して、同メディアは「このリストに載っているほとんどの選手と違い、グラスノーの負傷は長期間にはならないと予想されている。オールスター後すぐに復帰し、先発を1試合だけ欠場するかもしれないが、彼にとって初のオールスター戦には出場できないことになる」と伝え、短期間の離脱であることを示唆している。とはいえ、同メディアはタイトルに「グラスノーの負傷でドジャースの先発投手不足が浮き彫りに」とつけ、「現在、グラスノー、山本、そしてドジャースが期待していた投手のほとんどが負傷しているか苦戦している」と報じている。