“埼玉~東京”どちらが最強!? 屈指の混雑路線「JR埼京線」に匹敵する「ライバル道路」はどこなのか 将来は「前橋~池袋」の壮大な計画も!?
新大宮バイパスはさいたま市北端の吉野町(JR宮原駅北側)から分岐し、JR西側へ抜けてから南下します。都内に入ってから高島平で首都高と別れ、そのまま南下して、練馬北町で国道254号(川越街道)に接続します。 ほとんどが4~8車線で大容量の道路ですが、高島平~川越街道のみ暫定2車線のままで、ボトルネック渋滞が課題となっていて、早期の4車線完成が望まれています。 とはいえ、新大宮バイパスは前後に道路計画が進行中で、さらに広域ネットワークの一部となるポテンシャルを秘めています。 まず北側には、新大宮バイパスの延長線上に「上尾道路」が伸びています。このまま圏央道までつながっていますが、延伸・4車線化工事が順次進められており、将来的には「熊谷バイパス」「上武道路」などを経て前橋・渋川方面まで直結する予定です。 さらにその頭上には、埼玉大宮線の延伸区間として有料道路「新大宮上尾道路」が整備される計画で、すでに一部は着工済みです。並行する鉄道でいえば、JR埼京線が大宮からそのまま高崎線へ直通するようなものです。 いっぽう南側では、川越街道からさらに南下して、平和台で環八通りをアンダーパスし、環七通りまで繋がる予定。「武蔵野病院前」交差点からは要町通りとして、都市計画幅の広い道路が、池袋方面へつながっています。 新大宮バイパス~要町通りをつなぐ新道路&現道拡幅は都市計画道路「放射35・36号線」として事業進行中。 環八までは都市計画幅を確保したまま暫定開通済みで、環八から東側は、まだ用地取得が地道に続けられている状況となっています。
くるまのニュース編集部