シフィオンテク 快勝で全米オープン2年ぶり8強、ベスト8が出揃う<女子テニス>
全米オープン
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間3日(現地2日)に女子シングルス4回戦が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第16シードのL・サムソノヴァを6-4, 6-1のストレートで破り、2022年以来2年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。 【シフィオンテク、サバレンカら 全米OP組合せ】 23歳で世界ランク1位のシフィオンテクが同大会に出場するのは6年連続6度目であり、2022年には優勝を果たしている。今大会は1回戦でラッキールーザーで本戦入りした同104位のK・ラヒモワ、2回戦で予選勝者で同217位の柴原瑛菜、3回戦で第25シードのA・パブリュチェンコワを下し16強へと駒を進めた。 4回戦、シフィオンテクはフォアハンドのミスもありなかなか自分のペースに持ち込むことができずにいたが、ゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームで0-40とトリプルのブレークポイントとなるセットポイントを握ると、最後はサムソノヴァのショットがアウトになり第1セットを先取した。 第2セット、勢いに乗ったシフィオンテクは第2ゲームでブレークに成功すると、第4ゲームもブレーク。5ゲームを連取し試合を支配した。サムソノヴァに付け入る隙を与えることなくブレークを0に抑え、1時間29分で勝利した。 準々決勝では第6シードのJ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。ペグラは4回戦で第18シードのD・シュナイダーをストレートで下しての勝ち上がり。 同日には第22シードのB・ハダッド=マイア(ブラジル)、世界ランク52位のK・ムチョバ(チェコ)らがベスト8入りを決めている。