阪神・大山 トドメ弾！生え抜き岡田以来７年連続２桁本塁打 高橋復帰に「元気に投げてくれたのが一番うれしい」
「阪神４－０広島」（１１日、京セラドーム大阪） 主砲が大いに存在感を発揮した。２安打２打点と躍動した阪神・大山は「今日は遥人（高橋）が投げるというのもあったので、勝ちたいという気持ちがあった。勝ったことが一番。遥人が帰ってきた。元気に投げてくれたのが一番うれしい」と声を弾ませた。 【連続写真】1009日ぶり登板の 帰ってきた遥人 いきなり魅せた初回３奪三振 豪快なメモリアルアーチで相手にとどめを刺した。３点リードの八回。河野から左翼スタンドにたたき込む１０号ソロ。自身７年連続の２桁本塁打となり、阪神の生え抜きでは１９８６年・岡田彰布以来の快挙だ。 初回は一撃で流れを引き寄せた。１－０としてなおも２死一塁の場面。九里の初球のストレートをフルスイングで完璧に捉える。グングン伸びた打球は左翼フェンスを直撃する適時二塁打となった。「初球からしっかり自分のスイングができました。１点で終わらず、複数点取ることができてよかったです」と満足そうに振り返った。 敗戦か引き分けで自力優勝の可能性が消滅していた一戦。復帰した同僚をバットで強力に援護した。主軸が意地と執念を見せつけ、チームに勝利をもたらした。
