「飛び石の真ん中に」使用済みマンホール蓋の販売に42人が応募 ゲットした人は何に使う?【長崎市】
テレビ長崎
長崎市ならアジサイ、大村市ならオオムラザクラ。 自治体にまつわる絵柄やアニメのキャラクターなどが描かれ、「足元の芸術」「路上の美術館」とも言われるマンホールの蓋が、このほど販売されました。 長崎市の花・アジサイや長与町の花・ウメが描かれたものなど、使用済みのマンホールの蓋12種類が並びました。 長崎市は2022年度から年に1回抽選販売をしていて、今回初めて長与町と共同で行いました。 長崎県の内外から42人が応募し、12月6日、当選した人が受け取りに来ました。 一番人気は11人が応募した旧野母崎町のスイセンの絵柄、直径30cmの蓋です。 購入した人 「よく当たったなと思っています。(庭の)渡り廊下のような飛び石の真ん中に置いて使おうかなと思っています」 こちらの夫婦はこれまでに、旧三和町のビワや旧野母崎町のスイセンが描かれたマンホールを手に入れました。 ペンキを塗って飾るのに、今回は旧琴海町のコスモス柄を手に入れました。 旧琴海町の蓋を手にした人 「花びらが多いから今回は大変かなと思って。赤とか黄色とかピンクとか色々せんばでしょうね」 はるばる熊本県から受け取りに来た親子も。 熊本県から来た購入者 母「何にしようか色々考えるのが楽しいじゃん」 娘「玄関先にとりあえず飾ります」 長与町上下水道局 上下水道課 濱中 章さん 「マンホールの蓋を欲しがる方って世の中にいらっしゃるんだなってちょっと想像していなかったので驚きました」 なぜ販売を始めたのでしょうか。 長崎市上下水道局業務部経理課管財係 山口 重人 係長 「年間500枚程度、取り替えで出てきますので、そういったものの一部を使用済みマンホールとして販売しております」 長崎市は道路工事で交換したマンホールの蓋や枠を金属回収に出していて、2023年度は580枚(23トン)で約120万円の収入につながりました。 今後は在庫の状況を見ながら、販売会の開催を検討することにしています。
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