友だちになるAI「Cotomo」が吉本興業・かまいたちとコラボ。本人そっくりの関西弁や性格を実現
音声会話型AIアプリ「Cotomo」(コトモ)を展開するAIスタートアップのStarley(スターレー)は11月6日、Cotomoの新サービスとして、タレントや著名人などのキャラクターと音声会話が楽しめる「キャラCotomo」の提供を開始した。 【全画像をみる】友だちになるAI「Cotomo」が吉本興業・かまいたちとコラボ。本人そっくりの関西弁や性格を実現 キャラCotomoの第一弾として、吉本興業所属のお笑い芸人・かまいたちの2人と会話ができる「かまいたちCotomo」を、2025年2月6日まで期間限定で提供する。
日常会話や雑談に特化したAI「Cotomo」
Cotomoは、日常会話や雑談に特化して開発された音声会話型AIアプリだ。 Cotomoは2月のリリース直後はSNSなどで広がり、累計返答回数は約4億回に達している(10月時点)。 「かまいたちCotomo」では、AIとユーザーの1対1の会話はもちろん、山内健司さん、濱家隆一さん両名に扮したAIとユーザーの2対1でコミュニケーションできる。 フリートークのほか、「教室」「テレビスタジオ」など、事前に用意されたシーンも選んで会話を始められる。 会話で生成される音声とは別に、今回のために収録した本人音声が流れるような仕掛けも用意しているという。 ちなみに、通常のCotomoは無料で利用できるが、かまいたちCotomoについては、15分間は無料。その後は従量課金制(15分ごとに250円程度)になる。 今回のかまいたちCotomoは、吉本興業の完全子会社で、ファンクラブ運営などを行っているFANY(ファニー)の協力で実現した。 かまいたち本人の声、知識、経験などをAIに学習させたことで、本人さながらの関西弁の口調でユーザーとコミュニケーションが取れる。 「まず本人の音声収録を行い、その音声素材をもとにスターレーで(AIの)学習をかけた。 (かまいたちCotomoが)話す内容は、過去にかまいたちさんが話した内容や、プロフィール情報などを集めている。もちろんファニーさん監修のもと、それをAIとして一体にしている。 ここまで含めて数カ月程度で今回の実現に至った」(スターレー・丸橋得真代表取締役)
房野麻子