「あんなことになるとは…」 角田裕毅、好ラップ中のクラッシュに悔しさと失望を隠せず…決勝レース、さらには彼の去就への悪影響を指摘するメディアも
「FP3は生産的で、特にFP2であまり走れなかったユウキにとっては有意義なものとなった。両ドライバーとも予選Q1は力強く、Q2でも良いペースが確認された。Q3では、ユウキがラストアタックでバリアに激しくクラッシュしてしまい、その時点まで彼のラップは非常に力強かったので残念ではあったが、幸いにも彼は無事です。メカニックには多くの作業が待っているが、明日のレースに向けて車を仕上げられると確信している」 『F1.com』は、「角田は予選の最終パートに進出したものの、ミスにより、少し路面が濡れていたハンガロリンクのコースから外れてバリアに激突した。これにより、今季ここまでは一流のパフォーマーのひとりに挙げられている日本人ドライバーの有望だったラップが終わってしまった」と、コースアウトの場面を伝えた。 専門メディアの報道では、英国のモータースポーツ専門サイト『RaceFans』が「芝生に乗り上げた角田のVCARB01は空中に飛ばされ、外側のバリアに接触して深刻なダメージを受けた。これにより、彼は明日10番グリッドからスタートできず、ピットスタートを余儀なくされるのではないかと心配している」と、決勝への影響について言及している。 そして英国のF1専門サイト『PLANETF1.COM』は、このアクシデントと話題になっている角田の去就を結び付け、「彼はチャンピオンシップリーダーのマックス・フェルスタッペンと並んでレッドブルを駆る権利を狙う若手ドライバーのひとりだが、今回のような予選でのクラッシュというミスは、VCARBドライバーにとってチャンスに悪影響を及ぼす可能性がある」と指摘した。 構成●THE DIGEST編集部
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