離婚の前に「プチ別居」を3カ月・30万円でする方法~アラフィフ著者の実体験と費用の詳細を大公開~
なぜ3カ月だったかというと、本格的な別居と違ってことを荒立てないで済むと考えたから。 ひとり暮らしの体験をするには十分な期間がありながら、元の暮らしに戻りやすいというところが、振り返ってみても「プチ別居」の最大のメリットであるように感じています。 思い悩んだ末、息子たちに「90日間、人生はじめての一人暮らしをしようと思う」とLINEをすると、すぐに「りょうかい」と返事が。 息子たちもいろいろ察していただろうし、そうとしか言えなかったのだと思いますが、そんなこんなで、夫からもOKをもらい、私が3カ月だけ家を出ることになり、夫と息子たちの3人生活が始まりました。
物件を探すうちに見つけたのが、レオパレスのマンスリー契約。出張や単身赴任のビジネスマン向けの家具付き短期賃貸です。これならコストを抑えて3カ月のプチ別居生活が手軽に始められると考えてここに決めました。 ■レオパレス5つのメリット レオパレスが3カ月のプチ別居に向いている、おもなメリットは以下の通りです。 1.ウィークリーマンションやマンスリーマンションとして利用可能で、短期賃貸がしやすいこと 2.冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコン・電子レンジなど、ひと通りの家電が備え付けられている
3.インターネットが利用可能 4.礼金・敷金が不要 5.光熱費が家賃に含まれており、個別契約が不要 一般的な賃貸物件は、そもそも3カ月という短期では借りられず、契約時に礼金や敷金などが必要です。家具や家電も自分で用意することになり、入居時や退去時の引っ越しもその分大ごとに。加えて、電気・ガス・水道の契約も必要になります。 その点、上記のような条件がそろっているレオパレスなら、初期費用が大幅に抑えられるうえ、引っ越しも簡単。
私が利用したマンスリー短期契約には、レンタル布団も一組ついていたため、引っ越しはスーツケースひとつを持参して、仕事にまつわる書籍や資料、着替えを入れた段ボールを4つ宅急便で送っただけで済みました。 なお、レオパレスは初期費用が抑えられる分、家賃は同条件の通常の賃貸物件より割高であるため、長期間の居住には向かない点には注意が必要です。 レオパレスの家賃はエリアや広さ、築年数などにより、物件ごとに価格が設定されてランク付けされています。そして、同じ物件でもどの契約形態を選ぶかによって、家賃やルールが異なる仕組みになっています。