劇的同点弾のストーンズ、アーセナル戦を振り返る「彼らはフットボールのとある側面を利用した」
マンチェスター・シティに所属するイングランド代表DFジョン・ストーンズが、アーセナルとの試合と、自身が決めた同点ゴールについて振り返った。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。 【動画】ストーンズが後半ATに同点ゴール!90+8分のゴールはプレミアリーグ史上最“遅” vsアーセナル プレミアリーグ24/25 第5節 現地時間9月22日、首位マンチェスター・シティと2位アーセナルがエティハド・スタジアムで対戦した。試合は9分にアーリン・ハーランドのゴールでマンチェスター・シティが先制したが、22分にリッカルド・カラフィオーリ、45+1にガブリエウがそれぞれゴールを挙げてアーセナルが逆転する。しかし、前半終了間際にレアンドロ・トロサールが遅延行為を働いたとして、この試合2枚目のイエローカードをもらって退場し、アーセナルは10名でのプレーを強いられた。 数的有利となったマンチェスター・シティは後半開始から猛攻を仕掛けるも、アーセナルの守備陣をなかなか崩すことができず、スコアは1-2のまま後半アディショナルタイムに。しかし、78分から途中出場していたストーンズが90+8分に同点ゴールを決めて試合を引き分けに持ち込んだ。なお、90+8分のゴールはプレミアリーグ史上もっとも遅いゴールとなる。 試合後、ストーンズはジョゼップ・グアルディオラ監督からどのように指示されたか説明し、自身のゴールをこう振り返った。 「ボックス内に侵入しようとしていたところにボールが転がってきて、幸運にもそれをゴールに押し込むことができた。グアルディオラ監督は、クロスを入れるために、僕にハーランドの近く、普段より高いポジションでプレーするように指示した」 数的不利となったアーセナルは、リードを守り切る戦術に打って出た。後半に限ると、アーセナルのボール支配率は12パーセントだった。ストーンズは試合についてこう振り返った。 「アーセナルは、多くのチームがあまりやらないような、フットボールのとある側面を利用した。プレーを止め、試合を難しくし、スローダウンさせ…。僕たちは感情をコントロールしなければいけなかった」 「彼らがその側面をマスターしたとは言わない。彼らは何年もそれをやってきた。巧妙なやり方とも汚いやり方とも言えるが、いずれにせよ、全員のリズムが乱れるし、自分たちにとって有利な状況に持ち込もうとしていた。僕たちはうまく対処できていたと思う。こういうことが起こると、簡単ではない」 「ここ数年で僕たちとアーセナルのライバル関係は高まっている。僕たちは常にトップに立ちたいと望んできた。勝ち点1ポイントは取れたが、3ポイントを取りたかった。でも、大事なポイントを取れたことは誇りに思うべきだ」
SPOTV NEWS