【写真：Getty Images】

　2024シーズンの明治安田リーグは全日程を終えた。優勝争いや残留争いなど、長いシーズンの中でそれぞれのクラブに紆余曲折があったが、シーズンを通して最も多くの観衆を動員したクラブはどこなのか。J1～J3の全60クラブのホームゲーム入場者数を集計してランキング形式で紹介する。

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41位：水戸ホーリーホック 本拠地：ケーズデンキスタジアム水戸 収容可能人数：10,152人 平均入場者数：4,406人 　J2リーグ戦の順位は15位と、昨季の17位からさほど変化はなかったものの、平均入場者数では昨季よりも約700人の増員があった水戸ホーリーホックが41位にランクインした。 　今季最多の動員数を記録したのは開幕戦のいわきFC戦で、5,577人の観客を集めたこの試合では1-0と完封勝利を遂げ幸先の良いスタートを切った。しかし、その後は4連敗からの5試合連続引き分けという結果で9試合も勝ち星から見放されていた。 　2番目に観客を集めた試合は第26節のベガルタ仙台戦の5,481人。開幕戦とほぼ同じ人数の観客が集まったのはイベントの効果が大きいかもしれない。「城里町の日」（水戸のホームタウン推進協議会が開催する市町村の日）として開催されたこの試合は、城里町在住・在学・在勤の方々が先着1,000枚限定の優待チケットで試合を観戦することができた。 　全体を見ても、動員数が2,000人台の試合が昨季の6試合から4試合に減少したことは平均入場者数を伸ばした一つの要因であり、総入場者数を見ても昨季から約5,000人増の83,717人となっている。