韓国気象庁職員、違法な撮影で逮捕されたのに、いつものように出勤…退職金も全額という甘さ
【09月23日 KOREA WAVE】韓国気象庁の職員が2年間で10回以上、違法撮影(隠し撮り)をして現行犯逮捕されたにもかかわらず、4カ月間、通常の勤務したことが確認された。気象庁は懲戒の代わりに解任処分とし、この職員は退職金も全額受け取っている。 気象庁の懲戒資料によると、気象庁職員は昨年4月22日午後、ソウルの弘大入り口駅で被害者の身体を撮影していたところを摘発され、現行犯逮捕された。 職員はスマートフォンで確認されたことだけで2年にわたり、11回にわたり、違法な撮影を繰り返した。 検察は職員について性暴力犯罪処罰法違反の罪で罰金1000万ウォンの略式命令とした。一方、中央懲戒委員会は職員に対し、罷免の代わりに解任処分を議決した。 職員は8月、職位から解かれるまでの4カ月間、通常勤務をした。解任処分で退職金も全額支給されたという。 この問題を提起したある国会議員は「公務員犯罪は捜査を始めれば10日以内に機関長に通知しなければならず、通知を受けた機関長は性犯罪容疑者を職位解除し、出勤と給与支給を停止できる。だが、そのようにしなかった」と述べ、身内に甘い体質を批判した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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