「奇跡の72歳」と話題の奈美悦子「エステも行かず、運動も2日と続かない」のに10代から体重ほぼ変わらない訳
でも、じつはうちの息子はパーソナルトレーナーで、ジムを経営しているんです。だからいつも息子に「ジムに行かないって言うの、やめてくれない?」と、言われています。
■10代から増えた体重はわずか1.5キロ ── 運動なしでそのスタイルとは、うらやましい限りです。ダイエットはされていますか? 奈美さん:デビューした16歳のころは48キロでしたけど、いまは少し増えて49.5キロ。ウエストは58センチをキープしています。すごくたくさん食べるけど、太らないですね。ただ体重計は毎日乗って、マズイと思ったら調整するようにしています。みんなからは誤差って言われるけれど、私には大切です。夜、お風呂に入った後に体重をはかるのが日課で、前日より少しでも増えていたら、食事を腹7分目にするようにして。
1キロ以上増えたらもう大変。1食抜かなきゃいけなくなってくる。1食抜けば、栄養が摂れなくなる。それがシワとなり、くすみとなってしまう。それに抜いた後の食事は、一気に脂肪を吸収してしまうからよくないですよね。バランスよく少しずつ食べるのが大切だと思う。 あとはゆっくり食べること。よくかまずに早く食べるから、必要以上に食べてしまうことになる。お茶碗が半分になったあたりでお茶を飲んで、ゆっくり食べることを意識していくと満腹中枢が刺激されて、自然とそれ以上は食べられなくなってくる。だから、ムリなダイエットをしたことはありません。
甘いものも好きだけど、食べるのは土日だけって決めています。そのときはぜんざいを食べたり、チョコレートを食べたり、食べすぎじゃないのって言われるくらい食べちゃいます(笑)。
■憧れは富司純子さんといつも凛としていた祖母 ── 昔からお変わりないですよね。その美貌は幼少期からですか?小さいころから美少女で評判だったのでは? 奈美さん:それは全然なかったですね。ただ、母は本当にきれいな人でした。母の妹も美人だし、おばあちゃんもきれいで、「あの家の女の子はみんな美人さんね」って、近所の人にいわれていたくらい。学校の運動会では、先生に「お母さん今日来ますか?」と、よく聞かれたものでした。「お母さん美人よね」と、いつも言われていたので、そうなると自分もきれいでいたいって思うじゃないですか。でも、家族の中で私だけ鼻が上を向いていて、おでこが出てて、色も黒い。「みんなきれいなのに、何で悦っちゃんだけ?」って、よく言われていました。