開幕1軍に残れた? メンバー当落上だった選手(6)トレードされて“崖っぷち”か
3月29日にレギュラーシーズン開幕を迎えた2024年のプロ野球。各球団で開幕スタメン・開幕一軍争いが行われ、その陣容が決定した。特に開幕一軍メンバー争いは熾烈を極めていたが、チャンスを掴んだ者、二軍スタートとなった者で明暗が分かれた。ここでは、開幕一軍の当落線上だった選手を紹介したい。
京田陽太(横浜DeNAベイスターズ)
・投打:右投左打 ・身長/体重:184cm/90kg ・生年月日:1994年4月20日 ・経歴:青森山田高 – 日本大 ・ドラフト:2016年ドラフト2位 移籍2年目を迎え、今季は勝負のシーズンとなる京田陽太。若手の台頭が目立つチーム状況だが、開幕一軍に滑り込みたいところだ。 2016年ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団。ルーキーイヤーから正遊撃手に定着し、141試合出場、打率.264、4本塁打、36打点、23盗塁の好成績で新人王に輝いた。 しかし、その後は打撃面で数字を落とし、2022年はわずか43試合の出場に終わるなど、レギュラーの座を剝奪。同年オフに砂田毅樹とのトレードで横浜DeNAベイスターズに活躍の場を移した。 2023年は93試合に出場したが、打率.227に終わってレギュラー奪取には至らず。一塁守備にも挑戦し、出場機会を広げているが、今季のオープン戦は打率.185とアピール不足に終わった。 一方、ドラフト4位ルーキーの石上泰輝やプロ2年目の林琢真など若手が猛アピールを見せた。開幕一軍入りには黄信号がともっていたが、なんとかメンバー入りを勝ち取った。今後は、攻守に渡って結果を残すことが求められてくるだろう。
ベースボールチャンネル編集部