武居由樹V2戦の挑戦者は世界バンタム級11位ユッタポンに決定 アマ時代に五輪連続王者に勝利
プロボクシングWBO世界バンタム級王者武居由樹(28=大橋)が12月24日に、東京・有明アリーナで同級11位ユッタポン・トンデイ(31=タイ)と2度目防衛戦に臨むと1日、発表された。 武居にとって今年9月の元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(29=志成)との初防衛戦以来、約3カ月ぶりのリングで、今年3戦目の世界戦となる。既に鹿児島合宿などを消化し、10月24日には4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)がIBF、WBO世界同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)との防衛戦に臨む12・24興行でダブル世界戦として出場することが発表済みだった。 挑戦者ユッタポンは日本未公認王座となるWBAアジア同級王者で、通算戦績は15勝(9KO)無敗となる。先月29日のWBO最新の世界ランキングで新たに11位に入っていた。アマ時代に国際大会で優勝しており、2大会連続オリンピック(五輪)金メダリストで元WBO世界フェザー級王者のロベイシ・ラミレス(30=キューバ)に勝利している。