セルジオ・ペレス、ディカプリオ主演映画の1シーンをSNSに投稿し、引退説を笑い飛ばす? 『私は辞めない!』
不調が続き、今シーズン途中にもF1を離れるのではないかとの噂が絶えないレッドブルのセルジオ・ペレス。しかしそのペレスは、その噂を笑い飛ばすような内容のSNS投稿を発信した。 【ギャラリー】角田裕毅、台湾で”カーナンバー22”のレッドブルRB8ドライブ! 今シーズンも、チームメイトのマックス・フェルスタッペンから大きな差をつけられているペレス。昨年はランキング2位を確保したが、今季はシンガポールGPを終えた時点で8番手。トップ4チームの中で最下位に甘んじており、既にチャンピオン獲得の可能性は潰えている。 そんな状況から一部の報道では、秋休みが明けた後、アメリカGPと母国メキシコシティGPを戦い、F1から退くのではないかと伝えられている。 しかしペレスは今週日曜日に自身のSNSを更新。レオナルド・デカプリオが伝説のアメリカ人ブローカーであるジョーダン・ベルフォートを演じた映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の1シーンを引用し、自身の引退説を笑い飛ばした。 ペレスが投稿した映画のシーンでは、ディカプリオは従業員たちに対し『私は辞めない!』と何度も繰り返し叫んでいる。そしてそこにペレスは、「失礼!」とのコメントと、大笑いする絵文字を付けている。 2024年のペレスは、シーズン開幕直後こそ好調で、フェルスタッペンと1-2フィニッシュしていた。しかし次第に失速。シーズン中盤には予選Q1で脱落するグランプリも続いた。 ただイタリアGPでは勢いを取り戻したように見え、続くアゼルバイジャンGPでは、レース最終盤にクラッシュするまでは、フェルスタッペンよりも前のポジションを走っていた。復活の兆しを見せたかと思われたが、シンガポールGPでは再び失速。予選ではQ3に進めず、決勝では10位でフィニッシュするのがやっとだった。 夏休み前にもペレス更迭の噂が多く報じられたが、レッドブル陣営はペレス続投を決断していた。しかしここに来て噂が再燃している。 ペレスの投稿が、引退の噂を笑い飛ばしたものなのか、あるいは何か別の意味があるのか? 大いに注目を集めており、4000近いコメントがついている。
motorsport.com日本版
【関連記事】
- ■角田裕毅、レッドブルRB8で台湾の街を駆け抜ける! シニアチームデザインのレーシングスーツを袖に通し「F2に戻ったみたい(笑)」
- ■残り6戦でローソンのパフォーマンスを試す……マルコ博士、リカルド更迭の理由を説明「我々には若いドライバーがたくさんいる。ハジャーも、岩佐もだ」
- ■ペレス、レッドブルRB20“最大の進歩”が復調のキッカケに? 舞台バクーは大得意も「マシンが僕に自信を持たせてくれた」
- ■アロンソ契約延長で、2026年以降の日本人ドライバーはどうなる? HRC渡辺社長「まだカスタマーPUを供給できる段階ではない」
- ■「F1で成功する日本人」と「日本で成功する外国人」……そこには共通項アリ。ペドロ・デ・ラ・ロサが持論語る