【カスタム車紹介】マジカルレーシング Ninja ZX-4R SE(カワサキ Ninja ZX-4R SE)400cc直4SSの質とスポーツ感を高めるボディパーツ群
ZX-4R SEにもZX-4RRにも似合うストリートボディワーク
各社のスポーツモデルを軸に“ストリートボディワーク”と銘打った外装/トリム付きスクリーン/前後フェンダー、オールファイバー成型のフェンダーレスキットまでさまざまなカーボン/FRP製パーツ用意するマジカルレーシング。 【写真はこちら】マジカルレーシングがカスタムした「Ninja ZX-4R SE」の全体・各部 そのニンジャZX-4Rシリーズ適合品をほぼすべてセットしたのが、このZX-4R SEだ。順に説明していくと、まずノーマルよりも30mm高くしてエアプロテクション効果を高めながら、フロントボリュームに違和感のないカーボントリムスクリーン。カーボントリムはフロントカウルとスクリーンの間に入るパーツで、スクリーンの縁取りをするとともに精悍さや剛性を付加してくれる。スクリーンはここではマジカルレーシングオリジナルのスーパーコート仕様を選択する(ほかにクリア、スモークあり)。 中空モノコック構造によってブレーキング時のライダーのフォームを安定させ、コーナリング時の下半身のホールド性を高めるタンクエンド。純正よりも大幅に延長することでリヤまわりの整流性、同時に泥はねの抑止効果もと高めてくれるリアフェンダー。写真では各パーツは綾織りカーボン製を装着しているが、平織りカーボン製やFRP製黒(一部製品に設定)という選択肢もある。 純正ナンバー灯や純正ウインカーがそのまま使え、立体成型でボディからのルックスの一体感も作り出すフェンダーレスキットはそのFRP製黒だ。 ここまでに列挙したパーツ群はZX-4Rシリーズに先行した250cc4気筒スーパースポーツ、ニンジャZX-25Rとも共用。独特のニンジャフェイスをよりスポーティにしながら、機能も高めてくれる。 ニンジャZX-4R専用品としては、装着部の干渉等の違いから、フロントフェンダーとアンダーカウルトレイが用意されている。フロントフェンダーはインナーチューブを保護するようにフォークガードが一体となっていて、アンダーカウルトレイは万一のオイル漏れにも路面へのオイル飛散を防ぐオイルキャッチ構造。その上でサイドスタンドも使えるのは嬉しい。 カーボンモノコックボディにアルミ削り出しステムを組み合わせ、車種を超えて高い人気のレーサーレプリカミラーも備わり、同社が今力を入れているキャリパークーリングダクトも近日公開予定。このようにZX-4R SEにも、もちろんZX-4RRにも似合う造形とクオリティ。またもお勧めパーツが増えた。
ヘリテイジ&レジェンズ編集部