祝・デビュー30周年&再結成! オアシスの軌跡を振り返る特別展「リヴ・フォーエヴァー:Oasis30周年特別展」開催中
2024年8月に15年ぶりの再結成と16年ぶりのワールド・ツアーを発表したオアシス。彼らのデビュー30周年を記念する特別展が、東京・六本木ミュージアムにて開催されている。 【写真】「リヴ・フォーエヴァー:Oasis30周年特別展」のグッズを見る
1991年にイングランド北西部のマンチェスターにて結成されたオアシス。メインソングライターのノエル・ギャラガーとその弟でリードヴォーカリストのリアム・ギャラガーを中心とした5人組ロックンロール・バンドとして始動した彼らは、1994年にシングル「スーパーソニック」でデビュー。1stアルバム『Definitely Maybe』から7thアルバム『Dig Out Your Soul』まで、7作のスタジオ・アルバムは全て全英No.1になったほか、1994年から2008年までの14年の間にトータルセールスは全世界で7,500万枚を超えている。また、「Don't Look Back In Anger」「Wonderwall」など8枚のシングルが全英No.1となっているほか、「Wonderwall」は2020年10月に、1990年代にリリースされた曲の中で、Spotifyで10億回再生を初めて突破した曲となった。 ライヴ・バンドとしても評価が高かったオアシス。1996年8月に行われた伝説のネブワース公演では2日間で25万人以上を動員。この時の模様は2021年に公開され、現在全国で上映中の『オアシス:ライヴ・アット・ネブワース 1996.8.10』に収められている。兄ノエルと弟リアムとの兄弟喧嘩でも知られたオアシスは世界中で愛されたが、2009年にノエルの脱退によってバンドは解散。ファンには長らく再結成が望まれてきた。 そして遂に、デビュー30周年にあたる2024年、再結成と2025年の世界ツアーが発表に! このツアーではイギリス、アイルランド、そしてその後発表されたアメリカ・ツアーのチケットも即完売。ファンの期待の大きさが窺える。 そんな熱狂ムードの中で開催されている本展は、改めて彼らの軌跡を辿り「オアシスのいる世界」を共に楽しもうと企画されたもの。第1章はマンチェスターやロンドンのストリートを歩きながら巡っているようなイメージで構成された空間になっており、貴重な展示品とともに7枚のアルバムを年代を追いながら辿っていく構成となっている。オアシスの歴代ロゴが並ぶパネルも展示されており、コラージュアーティスト・グラフィックデザイナーの河村康輔がバンドのデビュー30周年を記念して作成した新たなロゴもお披露目されている。 第2章ではメンバー愛用の楽器や数々の受賞トロフィー、彼らが表紙に登場した当時の雑誌などを、第3章では当時のアイコニックな実物ポスターを展示。そして第4章ではオアシスの名曲群を作詞家・音楽プロデューサーのいしわたり淳治によって再構築された新たな対訳とともに紹介する。楽曲再生アプリ(S.Guide+)を使い、展示該当曲を自分のペースで聴くことができるので、オアシスの音楽世界により一層深く入り込むことができるのも嬉しい限りだ。 会場にはフォトスポットも用意。10年前に行われた展覧会にも登場した、デビューアルバムのジャケットを再現したセットが再登場しているほか、マイクスタンドやタンバリンが用意されており、リアムになりきって写真が撮れるセットも。また、ミュージアム内ショップでは、展覧会開催期間にしか手に入らないオリジナルグッズも販売されている。既に売り切れているものも多いので、欲しい人はお早めに。なお、フットボールシャツやトラックジャケットなどの一部商品は2024年11月15日(金)12:00~24日(日)23:59 に限定オープンする、来場者限定の受注販売サイトで購入できるので、チケットカウンターで渡される「受注販売のお知らせ」をチェックして!