アイザック・オコロとキャブスの契約交渉は難航か…4年目を終了、平均30分出場の主力F
NBAドラフト2017・全体1位指名のマーケル・フルツ、ベテランフォワードのジェイ・クラウダーなど、現時点で新シーズンの所属先が決定していないフリーエージェントたち。クリーブランド・キャバリアーズで4シーズン目を終えていたアイザック・オコロもそのうちの1人だ。 【動画】一昨季、劇的な逆転スリーを沈めたオコロ! 現在23歳でジョージア州出身のオコロは、196センチ102キロのフォワード。オーバーン大学で1シーズンを過ごしたのち、2020年のNBAドラフトでキャブスから全体5位指名を受けてリーグデビューを飾る。ルーキーシーズンから先発として活躍し、昨シーズンは69試合(先発42試合)の出場で平均9.4得点3.0リバウンド1.9アシストをマークした。 キャブスでローテーションの一角を担い、1試合ごとに約30分のプレータイムが与えられているオコロ。市場に残っている唯一の制限付きフリーエージェントについて、現地メディア『ESPN』のブライアン・ウィンドホースト氏によると、キャブスとの契約交渉はほとんど動いていない状況のようだ。 「まだ少ししか話は進んでいないが、トレーニングキャンプが近づくにつれて相談は加速していくと思う。オコロにはクオリファイング・オファーを受ける選択肢があり、その価値がどうであれ、キャブスは複数年の契約を提示したと聞いているよ」 現状、各球団のサラリーキャップも埋まりつつあり、キャブス以外にオコロの獲得を競争できるのはデトロイト・ピストンズなどに限られる。オコロも自身の価値を落としたくはないだろうが、このままでは開幕戦を逃す可能性も高まり、早々にキャブスとの契約をまとめたいところだ。
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