GK鈴木彩艶(C)Getty images

ジェノアが、シント=トロイデンに所属する日本代表GK鈴木彩艶に関心を寄せているようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』など各メディアが報じた。 ジェノアではこれまでGKジョゼップ・マルティネスが守護神を務めていたが、インテル移籍が噂に。その後釜として、鈴木の名前が挙げられた。 浦和レッズの下部組織で育った鈴木は、2023年夏にシント=トロイデンへと期限付き移籍し、2024年夏に完全移籍へと移行。初の海外で初シーズンからリーグ戦32試合に出場したほか、世代別の日本代表に名を連ね、2024年初めのAFC アジアカップでは正守護神を務めた。また、今夏行われるパリ五輪でもU-23世代での活躍が期待されている。 以前にはマンチェスター・ユナイテッドからのオファーを断ったことも明かしていた鈴木だが、今回の報道によれば5大リーグへ移籍する可能性が浮上。とはいえ、レアル・オビエドGKレオ・ロマン、ユヴェントスGKマッティア・ペリンに次ぐ3番目の選択肢とみなされているようだ。 マンチェスター・Uを断った際には出場機会を重視することを口にしていた鈴木。セリエAのチームに正守護神候補として迎えられるとなれば、日本人GKとしてはまたとないチャンスだが、どのような結末を迎えるのだろうか。