「親父でもプロになれるんだから、俺もなれるわ」高校生・山崎福也の宣言に父「ヒドいこと言うな(笑)」…巨人&日本ハムOBの父が語る「親子の物語」
テレビ見とってもずっと拝んでます
まさに「好きなこと」を追い求めた愛息は父と同じプロ野球選手の夢を叶え、球道を極めようとさらに走り続けている。オリックスでは投手陣の柱としてリーグ3連覇の中心選手となり、新天地では背番号「18」を背負い若いチームを牽引する。 「好きなことをやれるのが一番いいんじゃないですか。僕は見守るだけです。応援するしかないですから。福也が投げる日はテレビ見とってもずっと拝んでますよ。フォアボール出すなよとか、打たれんなよとかね」
「俺もなれる」は嬉しかった
高校生の頃、息子がふと口にした言葉――。「親父でもプロ野球選手になれるんだから、俺もなれるわ」。その言葉を聞いた時、章弘さんは思わず苦笑いしながらも、息子の頼もしさが嬉しかったのだと明かす。 「そう言ってくれるなんて、最高じゃないですか。僕を見てプロ野球選手になれると思ってくれたんだから、僕もいいお手本になれたんじゃないですかね」 目尻がすっかり下がっていた。(前編も公開中)
(「プロ野球PRESS」佐藤春佳 = 文)
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