ホリエモン出資の宇宙ベンチャーが戦略発表(全文3)世界で2社目の打ち上げ成功目指す
8企業・団体の代表者あいさつ(丸紅・ユーグレナ)
司会:佐渡島さま、ありがとうございました。それでは、みんなのロケットパートナーズ、パートナー、8つの企業、団体の皆さま、順にご紹介してまいります。ご紹介を受けた代表者の方はステージでごあいさついただきます。 まずは観測ロケットおよび衛星軌道ロケットの販売先【ガイセン 00:47:08】、契約をはじめ、販売促進面でご支援をいただきます、丸紅株式会社です。代表して岡崎さま、よろしくお願いいたします。 岡崎:丸紅株式会社の岡崎徹と申します。私、丸紅で航空宇宙関係を担当しております。私どもは2016年にインターステラ社と業務提携をしまして、それ以降、MOMOおよびZEROの国内市場のみならず海外市場も対象として顧客の開拓支援をさしていただいております。日々の営業活動を通じまして非常に実感しておりますのは、小型衛星打ち上げ専用のロケット、この需要が非常に高いということでございます。ですのでZEROが実現しましたら日本のみならず世界中に大きなインパクトを与えるんじゃないかということで大変楽しみにしております。 私ども、このたびセールスパートナーとして、みんなのロケットパートナーズに加入さしていただきましたので、他のパートナーの皆さまと一緒によりいっそうインターステラを支援したまいりたいと、このように考えております。どうぞよろしくお願いします。 司会:ありがとうございます。続きまして今後のバイオ燃料のロケットへの活用についてサポートいただきます、株式会社ユーグレナです。代表取締役社長、出雲さま、お願いいたします。 出雲:ユーグレナの出雲でございます。私どもは今GREEN OIL JAPAN宣言に基づきまして日本で、この石油の出ない日本から二酸化炭素、CO2を出さない、国産のバイオジェット燃料の実用化が目前に来ております。そんな中、今回みんなのロケット、このお話を聞いて、ぜひ私どもに、このみんなのロケットであればケロシンをつくりたいということでご一緒させていただくことになりました。 中でも特に重要なのは国連のSDGs、2030年までに17の目標を達成するわけですけれども、そのうちの7番目はみんなにエネルギーを、そしてみんなのエネルギーをクリーンに、であります。この日本の、みんなのロケットパートナーズの皆さま方のお力をお借りして、私どもが世界で初めてクリーンなバイオケロシン、ミドリムシロケット燃料を必ず完成させます。 これでロケットを、飛行機だけではなくてロケットも飛ばして、SDGsの目標にかなった、まったく新しいロケットの燃料を、アメリカからではなくて、ヨーロッパからではなくて、日本から皆さんと一緒に発信していきたいと思っております。燃料を担当させていただきますユーグレナでございます。引き続きどうぞよろしくお願いします。