デビュー戦を快勝したクロワデュノール(今年6月撮影、ユーザー提供：Vanguardさん)

　金曜正午の段階で3場揃って芝ダートともに良。馬場に大きな影響を与える雨が降る予報はなく、このままいいコンディションでの開催となりそうだ。まずは東京。芝はB→Cコース替わり。まずまずの時計が出ていて、内外はほぼフラット。ペース次第で外差しも決まる。ダートは先行馬に分がある。差し馬は展開利が欲しい。 【写真】クロワデュノールの軌跡 　続いて京都。東京と同じく、芝はまずまずの時計が出ている。内回りは内＆前ベターだが、外回りは展開次第で逃げ切りから外差しまで何でもあり。エピファネイア産駒やモーリス産駒など、ロベルト系の活躍が目に付く。ダートはペース次第で中団あたりからでも間に合う。 　最後に福島。先週の芝は内枠有利、かつ差し優勢だった。ただ、今週はA→Bコース替わりなので、何とも言えない。トラックバイアスの変化に要注目。先週イマイチだったディープインパクト系は割り引きたい。ダートは下級条件に限れば逃げ先行有利。エーピーインディ系、ストームキャット系の人気馬は信頼できる。 【注目馬】 東京11R・クロワデュノール…今回と同舞台だったデビュー戦の勝ち時計、上がり3Fがともに超優秀。休み明けで万全の仕上がりではないようだが、ポテンシャルの違いで突破する。 京都11R・ロードデルレイ…芝2000m以下では5戦5勝と底を見せていない。ケイアイセナが平均ペースで逃げれば、多少なりとも内＆前有利。好位でロスなく運んで抜け出すとみた。 福島10R・カリュウ…先週の福島ダートで好調だったストームキャット系のアジアエクスプレス産駒。コース実績もあるので、3連複の軸としては信頼できる。