クリストファー・ノーラン監督がナイトの称号を授けられる チャールズ国王も『オッペンハイマー』を鑑賞
映画『オッペンハイマー』でアカデミー賞の監督賞を受賞したクリストファー・ノーラン監督。大英帝国勲章のナイト・コマンダー(KBE)の勲章を受勲した。 【写真】ハリウッドスターと対面した英国ロイヤルたち
ノーラン監督は現地時間12月18日(水)にバッキンガム宮殿で開催された叙勲式に出席。チャールズ国王から勲章を受け取った。妻でプロデューサーのエマ・トーマスもデイム・コマンダーの勲章を叙勲された。ノーラン監督とトーマスは仕事上でもパートナーで『ダークナイト』トリロジーや『インターステラー』『TENET テネット』をヒットさせてきた。『オッペンハイマー』もトーマスが制作、アカデミー賞作品賞を受賞した。英国王室はインスタグラムで「大ヒット作を生み出した2人のパートナーシップは映画界への並々ならぬ貢献である」とコメント、祝福している。
叙勲式の後、ノーラン監督は新聞「インディペンデント」に夫婦一緒に勲章を授けられたのは「とても特別なこと」とコメント、国王との対面は「素晴らしかった」と話している。またPA通信には「国王が私たちの仕事を知っていることはとても嬉しかった。国王はこれを励みにして活動を続けることを望んでいた」とコメントしている。トーマスは「国王は『オッペンハイマー』を見ていて、気に入ったと言ってくれた。とても嬉しい言葉だ」と語っている。 ちなみに王室はノーラン監督とトーマスを祝福して、『オッペンハイマー』や『ダンケルク』などこれまでの2人の作品のワンシーンをインスタグラムに投稿している。最後にはヒース・レジャーが演じ、史上最高の悪役と絶賛されたジョーカーの姿も。映画ファンからは「王室がジョーカーの写真をインスタに投稿する日が来るなんて思わなかった。今年最高の事件だ」と喜ぶ声が上がっている。