熟練の職人技 十日戎に向けて「のしあめ」づくりが最盛期 和歌山市
「十日戎」に向けて、和歌山市の菓子店では「のしあめ」づくりが最盛期を迎えています。 のしあめは贈答品に添える「熨斗(のし)」にちなみ、紅白のあめを平仮名の「の」と「し」の文字にかたどったもので、和歌山の「えべっさん」には欠かせない縁起物です。水あめと砂糖を煮詰めて機械で練り上げたかたまりを、熟練の職人たちが慣れた手つきで細長く伸ばし、鮮やかな紅白の「の」と「し」の文字に仕上げていきます。 のしあめは小判や恵比寿さまなどを飾り付けた高級品もあり、和歌山を中心に大阪の泉南地域へ出荷されます。
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