マツダが24年春発売、新型クロスオーバーSUV「CX-70」に搭載した技術
マツダは新型クロスオーバースポーツ多目的車(SUV)「CX―70」を米国とカナダで2024年春に発売する。大型で高付加価値な戦略商品「ラージ商品群」の第3弾。2列シートの5人乗りで、マイルドハイブリッド車(MHV)とプラグインハイブリッド車(PHV)をそろえる。米国でPHVの需要が高まっていることを受け、ニーズに合った電動車を投入する。価格や販売目標は非公表。メキシコや豪州市場での投入も計画する。 【写真】マツダの新型クロスオーバーSUV「CX―70」 CX―70の詳細な諸元値は明らかにしていないが、SUV「CX―5」や同「CX―50」よりも大きいクラスで、ゆとりのある実用的な荷室空間を確保。後方開口部からスイッチ操作で2列目シートを倒し、床面をフラットにできて荷物の出し入れをしやすい。 安全面では手放し運転や運転者の閉眼、脇見を検知した際に注意喚起。状況に変化がない場合は車両の減速・停止を支援する最新の運転支援技術を搭載した。 マツダは23年、注力市場に位置付ける米国で前年比約23%増の36万台以上を販売し好調が続いている。